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本:道具論

  • 2008-03-07 (金) 1:05
道具論 道具論
栄久庵 憲司
鹿島出版会 2000-10
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▼仏門の世界から美の世界に転じた、戦後のインダストリアルデザイナーの大家。“道”と“具”を組み合わせた“道具”という言葉の絶妙さ。

道具の思想、道具観。それが生活観、人間観、人生観そのものであって、よくよく考え実践すべきものだと思います。いい言葉がたくさんあったので、たくさん引用!(最近、ブログは「未来の自分のために書く」という発想に影響を受けています)

私たちの日常生活は、物質的にはたいへん豊富になった。鍋釜にこと欠いた荒廃のじだいからすればずいぶん有難いことではある。しかしほんとうにいいもの、欲しいもの、惚れこむもの、感動するものがない。豊富の中に欠乏が渦巻いている。(p242)

いい道具が、いい世界をつくる(p61)

面白いとは、魂の反照、リフレクションが感じられることである(p127)

物心一如。(p288)

カレーも味噌汁も具沢山が好きだけど、人生には愛せる道具だけが欲しい。

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