- 2008-03-19 (水) 0:15
▼この前T先生が「catch ball はなぜ throw ballじゃないのか?」という面白い問題提起をされていた。TVでプロの練習風景が流れるときも、「catch ballをしている」と言って、実際はボールを投げている映像がほとんどだ。”catch ball”と言っても、ほとんどの人が投げるところをイメージすると思う。
T先生は「throwではなくcatchなところに、コミュニケーションの本質が隠れているのでは」とおっしゃってましたが、確かにこれは面白い!
▼実は”catch ball”は和製英語で、英語では”play catch”と言います。本家の英語でも楽しむのはcatch。なぜそう言うんでしょうか?
これは、「本来は投げることより、捕ることの方が困難なことだった」からだと思います。広々とした空間があって、石がそこら中に落ちていた時代には、物を投げることは、やろうと思えば簡単にできた。それに比べて捕ることは、それに適した道具がないとできません。グローブとか、石よりも柔らかいボールとか。
人が思い切り投げたものを捕れるのは珍しくてかつエキサイティングだったので、”play catch”と呼ぶようになったのではないかと思います。
コミュニケーションを成立させるのは受け手である。内容を発する者、つまりコミュニケーターではない。彼は発するだけである。聞くものがいなければ、コミュニケーションは成立しない。(P.ドラッカー)
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