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本:人間を幸福にしない日本というシステム
- 2008-02-16 (土)
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人間を幸福にしない日本というシステム (新潮OH!文庫) カレル ヴァン・ウォルフレン Karel van Wolferen 鈴木 主税 新潮社 2000-10 |
▼日本で生活するオランダ人ジャーナリストによる「この国がダメなこれだけの理由!」。
僕が尊敬する人には「世の中の仕組みをよく勉強している」という共通点がある。最近で言うと、昨秋のキャンプを手伝いにいったおけら牧場の山崎夫妻がそうだった。もちろん行動派なんだけど、ただ行動するだけでなく、前に進んでいる実感がある。確かな戦略があって、その先に希望がある。だから大変でも明るくやっていける。人が集まってくる。
翻って自分はというと、あまりにも無知だ(親父にも「お前は商売をしたら騙されて終わりじゃ」と太鼓判を押されているくらいに笑)。特に社会や政治に関する見識が圧倒的に不足している。やっぱり「いい世の中で生きたい」と思うなら、世の中について知らないと話にならない。
▼ウォルフレンさんのこの本は日本というシステムの「どこが病んでいるのか」、「治すために一人ひとりに何ができるか」を具体的に提案してくれている。一言で言うと“官僚独裁主義”“政治的アカウンタビリティ(説明責任)の中枢の不在”が病巣だそうだ。官僚については全く分からないけど、“アカウンタビリティの不在”については何となく分かる。
「なんでそれをしたのか?」「結果はどうなったのか?」
これを追求しない関係はナアナアになってしまうものだ。日本の政治と僕ら市民の間では、これがまかり通ってしまっているらしい。これを変えていくのは小さなチームやコミュニティの力だと思う。
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